城島の瓦づくりについて

城島瓦の歴史

久留米市城島町の瓦づくりは原料の粘土に恵まれ、筑後川の水利があることなどから、400年以上の歴史があります。文献に「関ケ原の戦後、丹波の国より有馬公が瓦工を伴いて、筑後に封ぜられてより瓦業興る」と語り伝えられるように、江戸時代は有馬公が城島に伝えたものとされています。

城島瓦生産工程

何百年もの風雨に耐えられる強度と高い耐寒性を持ち合わせ、深みのある光沢が美しい「いぶし銀」が特長の城島瓦。城島瓦の生産工程は

  • クラッシャー:原土を切り刻みながら、細かくして粘土を作ります。
  • 成形:切断機(プレス)にかけて、「荒地(あらじ)」を瓦の形に成形します。
  • 高温焼成:充分に乾燥した「白地(しらじ)」をガス窯で790度から900度の火力で6~7時間焼き、火を止めて約16時間いぶします。

鬼瓦


地瓦

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